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商売の基本はMGだよ
このブログはこれらの人に向けて書いてます。
・MGについて知りたい人 ・経営を知りたい人 ・真理を知りたい人 |
昨日久しぶりにMGを受けてきました。
毎回思うのですが、MGから学ぶことは本当に多いんですよね。
中でも受けた方がビックリすることの一つにコレがあります。

研修を受けに来て、教えないってビックリですよね。でも読み進めていくと、答えが見えますよ。

そもそもMGとは
MGはマネージメントゲームの略です。1976年、当時まだベンチャー企業だったソニーが、エンジニアにマネジメントのノウハウを短期間で、面白く体得させるためにはどうすればいいか?を考えぬき、社内研修用に創りあげた研修です。現在では40年間で80万人が受講しています。最近だと、ソフトバンクの孫正義氏が熱烈のMG愛好者でありながら、幹部層全員に毎年受講させることを義務付けていたりと話題になっている研修です。
松本MGのインストラクターは009年7月にマネージメントゲームを考案された西順一郎先生からMGを教わり資格を取得した(株)こきょう代表取締役 森本繁生さんです。
※009年ではなく2009年の誤りです

1卓5~6名ほどを囲み、架空の会社でメーカーの社長さんになって、1期1年で市場を相手に商売をします。
ジュニアルールールとシニアルールがあり、より実態の経済に近い状態で商売をシュミレーションすることができます。市場は6つあり、東は東京から名古屋、大阪、福岡、西は仙台、札幌になります。それぞれ販売価格(P)仕入れ価格(V) 販売個数(Q)が決められています。

より実態に近い経済の状態と書きましたが、東京は製造単価が高く、人口が多いので沢山の人が買ってくれる可能性がありますが、類似商品も出回りやすいので、高く売るのが難しい環境ではないでしょうか。一方で仙台では、人口が少ないので売れる個数は少ないけど、中々商品を真似することが出来にくい環境にあるので高めに売れる。
版を見て気づいた方もいらっしゃると思いますが、地域性も兼ね備えた市場になっているんですよね。
会社版を使って、ゲームを進行する

簡単に言うと、材料を買って、加工し、完成品の商品を売る流れを全て意思決定をします。大抵の人は材料を安く買って、高く売ると思いがちですが、必ずしもそうとも言えません。また、広告や研究開発、教育などのチップ&機械の増強や社員さんを雇用することを活用して、よりゲームの進行を有利に進めることが出来ます。
入札の仕方にもルールがある。
市場に商品が売れる状態にあっても、必ずしもその金額で売れるとは限りません。また先に書いたようにチップによって入札価格や、自分のターンの場合だと親扱いになり、値引きした金額でコールをしないといけないのです。

ね、コレかなり白熱してるでしょ(笑)
大人が真剣に商品をお客さんに届けるために真剣に争ってるわけです。やって見たら分かるけど、ゲーム中の熱たるや半端ないですよ。
ゲーム終了後は
感覚的に経営を知ることをします
試算表とマトリックス会計表(決算書)に数字を記入します。
試算表

マトリックス会計表(決算書)

いくら売上げを上げても、安売りしたり経費をかけすぎては「儲け」は出ません。数字を記入することによって、自社の状況が一目で分かるんですよね。
実際に孫正義氏はこのMQを見て、経営を判断してると公言してます。それだけこのマトリックスが教えてくれる内容は経営者にとっては大切な情報なんですよね。
でも、経営者さんにしか通用しない研修ではないんですよね。
MGを学ぶことで共通言語が生まれ、家族関係や夫婦関係が良くなるケースもあるんです。つまり、研修ゲームを通じて、自分のあり方や、真理を学ぶことができるんです。だからこそMG研修は外せないと思うんです。
ここからは25期経験したぼくがMGから学んだことについて書いていきます。
MGが教えてくれる大切なこと

MGは商売の研修ゲームですが、学べることは真理に近いと考えています。というのもMGを学ぶことによって共通言語や共通認識が生まれるからです。
共通言語とは、先に書いた価格(P)や販売個数( Q)のことです。共通認識とは目的をどこにするかということです。
分かりやすくいうと、MGを学ぶことによって、旅行に行くときにどこにどの手段で行くのか、はっきり決めることができるようになります。
実は目的とはwhyを示しているんですよね。この考え方はゴールデンサークルについて書いたブログをご覧ください。
大好きな人と繋がりたいからwhyについて考える
なぜを知ることで、自分が何者か、相手に対してどう接したいか。そこまで出てくると言っても過言ではないです。ぼくの場合は、心理学を学んでいるのでもっとはっきり分かるようになって来たんですよね。
この世の中には、たくさんの研修ゲームがあると思います。どれも沢山のことを教えてくれる素晴らしいゲームです。ですが、子供と一緒に共通言語や共通認識を分かり合える研修ゲームはMGだけではないでしょうか。
実際にMGを学んで起業しちゃった例をご覧ください。
子ども商店プロジェクト!
最後に…
2020年からアクティブラーニングになり、教育のあり方が大きく見直されます。教わる勉強から学ぶ勉強へと変わって行く中で、必要な要素がMGに含まれています。
冒頭に教えないってありましたよね!?
そもそも経営は誰にも教えることが出来ないのです。周りの状況を見て自分自身で意思決定をしていく。そうすることでしか学ぶことはできないものなんですよね
今年上旬にMGを学ばれてるソフトバンクの孫さんはに来年度からの副業を解禁すると発表した記憶も新しいところ。
もう、社会や会社がどうにかしてくれる時代ではないとの現れでもないでしょうか。
今こそ、将来を通じて、子供と一緒になって投資してみる時なのかもしれないですね。

松本MGではお子さんの参加者さんもお待ちしております。
もし興味があるようでしたら、問い合わせフォームよりコメントお願いします。
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ふかいあつし
1986年、長野県生まれ。田舎ののんびりした空気でスクスク育つ。大学時代は憧れで都会の愛知県に行って一人暮らしをするもコミュニケーションが出来ずに孤立を味わうことになる。卒業後は、家業の新聞屋にて就職。2年後に会社の過去の清算をすることを機に、幸せとは何かを考え始める。目指すは自分の真理を多くの人に伝えられるようになること。

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