グーグルやアップルが見据える寿命100年時代とは

メディア考察

グーグルやアップルが見据える命とは

この記事は弊社で発行しているニュースレターを担当している社員さんが書いたものになります。

若干加筆していますが、タメになる記事なのでほぼそのまま引用しています。

それではお楽しみください。

昨今では、金融とインターネットを繋げる「フィンテック」、家電とインターネットを繋げる「IoT」、人工知能の「AI」などIT企業による第4時産業革命が始まっていますが、その最中にバイオ産業も革命を起こそうと邁進しております。

バイオテクノロジーは主に遺伝子を解析して治療や創薬をする分野ですが、この分野に欠かせない技術がテクノロジーであり、両者は密接に絡み合っています。

そして、現在、多くのバイオ企業が長寿分野での研究を水面下で行なっています。

なぜなら、老いない人は1人もいませんし、ほとんどの人が老いを先延ばししたいと考えています。

つまり、長寿分野と言うのは金のなる木であり、需要が「無限」に存在する事を意味します。

そのため、この金のなる木を掴もうと、続々と製薬会社大手がこの分野に多額のお金を投じています。

では、本当に長寿は達成できるのでしょうか。

長寿研究に携わる科学者は口を揃えて「できる」と断言しています。

現在、長寿や若返り研究ではハーバード大のデビット・シンクレア教授が突出しています。

老化を遅らせると言えば、小さな会社の怪しい商品を連想しそうですが、シンクレア教授は本気で実現しようとしています。

実際、遺伝子研究から老化の仕組みを解明し、マウスの若返りに成功しています。

そして若返りの研究論文は最も権威のある科学誌の1つであるCell(研究レポート)に掲載れました。

過去に、医療分野とバイオテクノロジー産業がタッグを組んだ例として、米国のギリアド・サイエンスシズ社があります。

この会社はバイオテクノロジーを駆使してC型肝炎を完全治療する薬の開発に成功しました。

そして、エイズに感染しない製薬の開発に成功したと発表しています。

今まで治らないと言われていた病気が、バイオテクノロジーによる治療や創薬『そうやく』(薬を開発すること)で治るようになり、さらに遺伝子研究が進めば、現在脅威となっている病気も治療できる日が来るでしょう。

実際、癌や糖尿病と言った病気や、突然死に直結する心筋梗塞にも、バイオテクノロジーによって生まれた医薬品が使用されており、絶大な効果を発揮しています。

既にバイオ医薬品は医学にとって多大な貢献をしており、このような実績から鑑みて、老化を遅らせる治療や薬が誕生する可能性は時間の問題と言えそうです。

もちろん老化について完全に解明された訳ではないので、究極の目標である「不老不死」に至ったわけではありません。

しかし、シンクレア教授は「人間の細胞を若返らせ、寿命を20年伸ばす事はさほど難しくない」と語っており、さらに「老化した筋肉も若返らせる事が可能だ」と発言しています。

仮にシンクレア教授の研究が実を結べば、私たちは早くて2020年頃に寿命を延ばす薬の誕生を目の当たりにするかもしれません。

細胞が若返った結果、寿命が20年のびると言う事は80代が60代に、60代が40代になる事を意味します。

そして、現実に若返りが成功した暁には、創薬には携わった製薬会社に莫大な利益をもたらすだけでなく、人類の歴史を一変するでしょう。

まるで与太話ですが、今も世界中で長寿ビジネスの覇権を巡って大企業が凌ぎを削っています。

英国の製薬会社グラクソ・スミスクラインは、シンクレア教授のベンチャー企業を買収し、教授と共に1000億円規模の研究開発と臨床実験を行なっており、20年近く若返る薬の研究が佳境に入っています。

長寿ビジネスの覇権を握る最有力候補はグラミソ・スミスクラウンですが、ここで思わぬ伏兵として、テクノロジーの巨人が姿を現しました。

それがグーグルアップルです。

バイオテクノロジーは医療分野のため、グーグルやアップルにとっては畑違いですが、両社は密かにタッグを組み、共同出資で「カリコ」というベンチャー企業を創設しています。

日本では馴染みのない「カリコ」を立ち上げた目的は勿論「長寿の達成」です。

アップルは医療分野へ進出する足掛かりとして、アップルウォッチを開発しました。

そして、この製品の精度を高めるために、心電図・血糖値・糖尿病の検知等を行う研究を進めています。

それと同時並行で「カリコ」へ湯水の如く資金を投じています。

一方、検索エンジン大手のグーグルは、遺伝子研究の世界権威や優秀な科学者を多数引き抜いて、グーグルのビッグデーターをベースに長寿の研究を行なっています。

また、グーグルは既に長寿分野へ数千億円を費やしており、グラクソ・スミスクラウン同様に若返り研究が佳境を迎えております。

ほんの100年前まで、人の寿命は50〜60歳が普通でした。

かつては結核・梅毒・腸チフス等 恐ろしい病気が蔓延し、大ケガをしても現在のように外科手術が発達していませんでした。

しかし、現在は医療の進捗が目覚ましく、難病を克服する薬が次々に誕生し、優れた機材や器具、医療従事者の技術力向上等で私達の平均寿命は80歳つまり30年延びました。

そして、バイオテクノロジーによって更に20年寿命が延びる可能性が生まれました。

富裕層は末長く健康的な肉体で意思決定権を持っていたい現れなんでしょうね。

寿命が伸びるということは今まで出来なかったことができるようになる可能性もあるんですよね。

近い将来、寿命100歳時代は確実に到来するだけでなく、医療の進歩により出産などの暗黙のルールをも打ち砕く存在になるのかもしれませんね。

グーグルやアップルが考える未来は凄まじく壮大ですが、将来は明るいものになるでしょうね。

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ふかいあつし

ふかいあつし

1986年、長野県生まれ。田舎ののんびりした空気でスクスク育つ。大学時代は憧れで都会の愛知県に行って一人暮らしをするもコミュニケーションが出来ずに孤立を味わうことになる。卒業後は、家業の新聞屋にて就職。2年後に会社の過去の清算をすることを機に、幸せとは何かを考え始める。目指すは自分の真理を多くの人に伝えられるようになること。