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シンプルな投資とは一体なんだろう
投資をする上ではシンプルが一番良い。
愛用紙面の日経ヴェリタスを読んでいて気になることを見つけたのでブログにしてみました。
投資は誰にとって、いつまでに、いくら必要なのかを考えるのと同時にシンプルさが求められると思うのです。
このブログでは、シンプルな資産運用方法について書いていきます。
伝統的な投資方法|資産三分法
資産を守るために大切な方法と語り継がれてきた資産三分法。
卵は1つのカゴに盛るな!の格言で言われるように、安全的に資産を守る方法として最も知られていますよね。
戦後の日本は高度経済成長期と重なって、びっくりするほど景気が良くなってきたんですよね。
人口も増えていくし、日本としては万々歳だったわけです。
不動産を持っていても、地価も高騰するので一般の人が不動産を持っていても財産として価値があったわけです。

資産を株式・債券・不動産の3つに分けることによって、安定的に資産を守ることができるって考えられていたんですよ。
無論、今でも資産三分法は投資をする上で大切な考え方として語り継がれているん。
ですが、2000年を超えてから日本の人口はどうでしょうか。減少の一途を辿っているんですよね。
現在では、一般の人が不動産を資産として管理するのは難しい時代なので、資産三分法の中から外されているのが現状です。
そうすると、一般の人で資産が安心されるのは、債券と株式になるわけです。
では流行りとなっている投資方法は一般の人に向いているのでしょうか。
最近流行りとなりつつあるファクター投資について説明していきますね。
流行りの投資は一般の人について向いているのか!?
そもそもファクター投資ですが、リスクを管理するために債権や株式以外の金融商品を持つことを言うんですよね。

ここで考えてもらいたいのですが、投資人口が2割もいない日本人がリスクを知ったとしてもファクター投資のように分散して投資をするでしょうか。
google先生に聞いてみると、理論は正論であるけど、実践は困難という記事が上位に上がってくるんですよね。
つまり、ファクター投資は理想であっても一般の人にはすごく難しいんですよね。
そして、皮肉かも知れませんが、投資の勉強をすればするほど、資産三分法が賢い投資だって気づいちゃうんですよね。
だって、これが一番シンプルなんですもん。
それに、ファクター投資をするなら多額の資金や手数料をかけてでもヘッッジファンドに投資した方がいいでしょうね。
間違いなく個人が投資するよりもいい成績が上がってくるでしょう(笑)
でも難しいという個人投資家に対してなぜファクター投資を勧めているのでしょうか?
それはね、証券会社の手数料が関係してくるんですよね。
証券会社は投資家の手数料で経営されています。
一つの商品を持つよりも5つの商品を持つ方が手数料が5つ分に増えるわけです。
証券会社も慈善事業ではないですからね。仕方が無いことなんですがね。
投資をする上での資産配分はシンプルが一番さ まとめ
米国に5兆円を寄付する投資家として識らぬ者は居ない世界的に有名な投資家ウォーレン・バフェット。
ウォーレン・バフェットの投資も実にシンプルだと言われています。

ずっと会社が成長し続けられるか。それだけを見極めてお金を投資します。
世間のイメージである市場の画面に張り付くことはしないんですよね。
今では金融工学という言葉があるように、流行りの投資は次々と出てきます。
投資家の心理を煽っているのかも知れませんが、シンプルに敵うものは無いんですよね。
シンプルとは誰にでも分かるくらい簡単なものです。
ふかい
そうすると皮肉ですが、投資家に語り継がれている資産三分法が最もシンプルな投資なのでは無いでしょうか?
投資は流行りではなく自分に合ったものが一番ですよ。
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ふかいあつし
1986年、長野県生まれ。田舎ののんびりした空気でスクスク育つ。大学時代は憧れで都会の愛知県に行って一人暮らしをするもコミュニケーションが出来ずに孤立を味わうことになる。卒業後は、家業の新聞屋にて就職。2年後に会社の過去の清算をすることを機に、幸せとは何かを考え始める。目指すは自分の真理を多くの人に伝えられるようになること。

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