日本の借金1000兆円のウソですpart 2

ふかいいはなし

日本の借金のウソについて知りたい人は読んでみて

この記事は(有)深井新聞店の社員である親友が書いてくれました。

普段の記事とはテイストが変わりますがタメになるので読んでもらえたら幸いです。

お客さんである読者さんの反応が良くなってきたのでブログにてシェアしました。

皆さんこんにちは社員です。

今回のテーマも「日本の借金1000兆円のウソpart2」です。

前回の続きですね。

以前の記事を要約すると、「日本の借金」の蓋を開けてみると、「政府だけの借金」であり、債権者は日本の「家計」「企業」「銀行」でした。

ですから、我々国民が政府にお金を貸してやっている立場であり、返済義務があるのは政府です。

なのにメディアはまるで日本国民全てが借金を背負っているかのようにミスリードしています。

次に日本の借金は国内の借金であり、これは夫が妻にお金を借りている様なものなので、夫の借金であって、決して家計の借金でありません。

一方、ギリシャなどデフォルト(債権不履行)した国々は国外からお金を借りています。

これは夫が消費者金融からお金を借りているようなもので、返済できなければ、身内への取り立てが発生します。

ゆえに対外債務は家計の借金=国の借金となります。

次に日本はいろんな国に出資したり、国際機関に多額の資金を拠出していますが、このお金は「日本円」ではなく、余りまくった「外貨」を投じています。

そのため、日本が海外にいくら拠出しても日本経済に全く影響ありませんし、むしろ使い道の無い外貨を、外交などで優位に立つための先行投資として有効活用しています。

また、日本は先進国の外債を多く抱えるお金持ち国家ですが、仮にこの外債を売却してもその国の通貨にしかならず、日本の借金返済の一円の足しにもなりません。

なぜなら日本政府の借金は「円」であり、ほとんどのの日本円は国内にしか流通していません。ですので選択肢として政府は我々国民からお金を借りるしかないのです。

では、政府は国内でどのように資金調達しているのか、ざっくり流れを見てましょう。

まず政府が国債を発行します。

そして銀行が国債を購入し、お金を政府に支払います。

政府は集めたお金を予算で使います。予算で使用したお金は市中(経済)に流れます。

そして、「企業」「家計」がこのお金を消費または貯蓄に回します。

消費したお金も消費者が変わるだけでなので、最終的にどのお金もいずれ貯蓄され、銀行の金庫に戻ります。

そして、政府は予算の足りない額を再び国債発行で補い、銀行に買い取ってもらいます。

日本はこの循環を回しながら経済を動かしています。

その結果、政府の借金は年々増えていますが、民間の貸付金も同時に増えるので、負債と資産を合計して±0となります。

仮に海外へ日本円が流出すればマイナスになりますが、上記のように国内で永遠と循環している限りは、債務総額の値は無視して問題ないのです。

ということは、銀行の金庫にはお金が余りまくっており、ほとんど貸出できずに金庫に眠っていることを意味します。

以上のことから、金庫の中身は空っぽどころか紙幣が山積みの状態なのです。

また、「金額が膨れ上がると借金を返せなくなるのでは」と一抹の不安を覚える方もいるでしょう。

結論から言えば、半永久的に「借り換え」が出来るのでデフォルトしません。

そもそも、デフォルトとは返済期日に返済額が用意出来ない状態を指します。

ですので、返済期日までに少量のお金(返済額)を用意できれば国は維持できます。

ここで大事なのは、返済期日に返済額を用意することを「返済」、全額返すことを「完済」と呼びます。

普段、私達は家や車のローンを月々返す事を「返済」と呼んでいるのに、国の借金については「完済」出来るかどうかに焦点を当てています。

国の借金を完済することと、返済出来ることは別問題です。

横暴な言い方をすれば、国は借金を完済する気など毛頭ないでしょうし、返済期日までに返済額さえ用意すれば、期限を先延ばし出来ると考えています。

ではなぜ返済額が滞らないのか?それは銀行側が「返済額を貸す」からです。

この返済額を新たに貸して返済期限を先送りにする行為を「借り換え」と言います。

当然、返済期限のない借金など怖くもないわいわけで、基本的にこの「借り換え」による先延ばしが政府・銀行双方の利益になっています。

銀行としては使い道のない現金を山積みにしていても利息はつきません。

ですが、政府に貸しっぱなしなら利息が入ってきます。

政府は政府で元本返済は考慮せず、利息分だけ用意すれば借り換えできるので、双方旨味がありこの仕組みが成り立っているのです

では銀行はなぜ気前よく借金だらけの政府にお金を貸すのでしょうか?

実はバブル崩壊後、日本の銀行は借り手に困っていました。長引く不況下で、企業は内部留保に走り、お金を借りようとしませんでした。

借りに来るのは切羽詰まった企業ぐらいで、銀行は信用度の低い企業には貸す勇気がありませんでした。

このままでは預金利息の支払いだけで倒産しそうなので、政府が助け舟を出したのです。それが国債なのです。

こうして、銀行は国債を買うことで政府から利息収入を得られるようになり、存続できました。

つまり、銀行が政府にお金を貸す理由は、ビジネスとして儲かる側面と、政府の利息収入がないと倒産し兼ねない民間銀行の実情があります。

とはいえ、銀行側も勝算なく貸すわけではありません。日本政府には確固たる支払い能力があるから貸すのです。

政府の支払い能力の担保は主に3つあります。

担保その1、国には寿命がないため。 例として、私が住宅ローン30年もの組んだとして、この借金を半永久的に先送りに出来る「借り換え」のような行為は許されていません。

なぜなら、借主には寿命があり、定年があるからです。

つまり、借主の支払い能力には時間制限が発生するので、借り換えが認められないのです。

一方、政府はどうか?政府には寿命もなければ定年の概念もありません。

そのため、支払い能力に時間制限が発生しません。

もちろん核戦争や巨大隕石衝突など滅びる可能性はありますが、SF的状況でデフォルトについてどうこう語る事自体が滑稽です。

そもそも、銀行は日本政府が半永久的に存続する事を前提に、この仕組みを維持しています。

担保その2、 徴税権があるため。要は日本国民から様々な名目で好きなように税金を徴収できる権利です。これも担保として有効に機能します。

担保その3、通貨発行権があるため。これは日銀の持つ権限で、日本円をする権利ですね。特にこの通貨発行権を存分に行使できる国は、たったの3カ国しかありません。それは米国・スイス・日本です。

「ちょっと待って、どの国も自国通貨を発行できるのではないか」と言う疑問が浮上してきそうですが、ここでの通貨発行権とは「借金元の通貨を発行できる権利」です。

多くの国は他国の通貨を返済できなくてデフォルトします。

例えば、ギリシャはユーロ建ての借金をしていますが、ユーロを刷って返済することが出来ません。

なぜならギリシャは自国の通貨はドラクマだからです。

ゆえにEU圏から借金返済の催促が来た場合、輪転機で大量のドラクマを刷った所で1ユーロの足しにもなりません。

そのため、ギリシャは「通貨発行権がない」と言う理屈になります。

世界の殆どの国は外貨債務を抱えており、財務破綻しうる条件を常に抱えています。

一方、米国・スイス・日本は対外債務が無く、借金は全て自国通貨です。

そのため、いざとなれば輪転機を回してお金を刷れば、簡単に借金返済できます。

そして、政府の借金=負債は増えますが、債務者側である銀行・企業・家計の資産も同時に増え、負債と資産が相殺され±0となるので、帳簿的に何の問題もありません。

この「発行権を持つ」米国・スイス・日本はこの世界の特権階級です。

少なくとも経済の教科書に書かれている法則・仕組みはこの3カ国には当てはまりません。

よくメディアやエコノミストが経済の教科書を踏襲して、日本の財務状態は危険だと訴えていますが、全くの的外れです。

その例として、「自国のGDP比で100%以上の借金がある国はデフォルトする」という法則があります。

現在日本は200%で、米国に関しては500%を超えています。ですが未だにデフォルトする兆しすらありません。

何なら米国は現在好景気であり、株価も最高値を更新し続けています。

一方、ギリシャは10%の対外債務でデフォルトしています。このように、経済学が当てはまる国は「通貨発行権のない国」だけなのです。

1つ言える事は、日本は金融的に世界でも類を見ない恵まれた国である事です。

だから、日本の銀行は安心して政府にお金を貸すのです。

色々と長くなりましたが、なぜ日本で財務破綻が起きないのか?突き詰めると政府と銀行が協力して「借り換え」をしているからです。

なぜ借り換えが可能なのかと言うと、日本の借金は自国通貨で、いざとなったら輪転機を回して返す事が可能な「通貨発行権のある」特別な国だからです。

よって、日本の財務は破綻しません。最後にメディアなどが取り上げているインフレによる破綻問題について、回答させて頂きます。

メディアが好む「このままお金を刷り続ければ、インフレが加速する」について。

お金を沢山刷れば、日本円の価値が希釈すると考える気持ちはよく分かります。

ですがそれは「市中にお金が流れた場合」であり、国庫や銀行にあるお金がいくら増えてもインフレしません。

つまり、銀行がお金を融資するなどして、市中にお金を流すか、政府が公共事業や政策で市中にお金を流せば、市中のお金の絶対量が増えるのでインフレに傾きます。

ですが、いずれそれらのお金は役割を終えて、国庫や銀行の金庫に戻っていきます。

現に銀行の金庫には死に金が山積み状態です。

ですので、今後も日銀はお金を刷って、国全体の貨幣の数量(マネーサプライ)は増え続けるでしょうが、その殆どのお金は国庫や銀行の金庫に眠る事になるでしょう。

そのため、お金を刷った所でインフレへの影響力は微量であり、仮にインフレしたとしても緩やかな円安になるだけで、決してハイパーインフレにはならないので、安心して下さい。なぜなら、この世で最も安全な通貨は「米ドル」「スイスフラン」「日本円」だけなのですから。

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ふかいあつし

ふかいあつし

1986年、長野県生まれ。田舎ののんびりした空気でスクスク育つ。大学時代は憧れで都会の愛知県に行って一人暮らしをするもコミュニケーションが出来ずに孤立を味わうことになる。卒業後は、家業の新聞屋にて就職。2年後に会社の過去の清算をすることを機に、幸せとは何かを考え始める。目指すは自分の真理を多くの人に伝えられるようになること。