他人の意見に翻弄されるあなたへ
人間関係を構築するには他人の意見を受け入れるのが一番の近道だ。
ただその意見も事実と思い込みに分けないで聴いているケースも少なくない。
大切なのは自分にとってその情報が必要なものか分けることだろう。
メンタルを学ぶ以前のぼくは、アルバイトさんや社員さんが勝手に漏らしていた愚痴や話を鵜呑みにしていたんだよ。
だから心がジェットコースターのように乱れていたんだよね。
正直言って、もう戻りたくない。
でも、聴いてもいないのに翻弄される人って少なくないよね。
そんな方に向けて書いたブログになります。
人はそもそも善良である

ゴールド・ラット氏のTOC(制約条件理論)の研修で学ぶ言葉です。
この言葉は本当に胸に突き刺さりました。
多くの人は自分の考え方は良いと肯定しがちです。
つまり、自分は良くて相手が悪いという条件を知らず知らずの内に仮定してしまうのです
ゴールド・ラット氏はこれに意を唱えています。
人はそもそも善良である。
誰も悪気があって意見をしているわけではないというのです。
確かに相手は自分の意見を主張しているだけで貴方を蹴落そうかしているかは確かめなければ分からないんですよね。
人は感情でコントロールしている生き物

神様でもない限り、人間は感情を吐く生き物です。
吐く、つまり、感情を出すことで自分の状態を認識しようとする生き物であったりもします。
ただ本人に言えるかといえば、言えない人がほとんどですよね。
軋轢を生みたくない。 嫌われたくない。 |
日々のストレスや不満は自分が知らないところで心を蝕んでいるですよね。
そのストレスを緩和するために、私たちは無意識のうちに自分を守るために感情を吐き出しているんです。
聴いてもいないことは知らない

自分を守るために感情を吐き出しているとはいえ、知らないところで漏れて相手に伝わっていたりするんですよね。
あいつがあんなことを言っていた。 なんであんなことを言われなくちゃいけないんだ。 |
でも、その言葉は何人も経て貴方に伝わっているのではないでしょうか。
恐らく最初に吐き出した言葉とは違って、加工して伝わっているのかもしれません。
事実とは違う情報である噂話や思い込みから出来た言葉だったりもするのです。
メンタルを勉強する前は、噂話を鵜呑みにして、結構感情が乱れたものです。
でもね、今は直接聴いてもいないことは知らないことにしています。
本人に言えないからこそ、愚痴として感情をこぼしているだけなんですよね。
ぼくは直接言われたものだけは事実として受け止め、それ以外は流すことに努めるようにしたのです。

そうしたら感情は自分が考える以上に安定してくるようになったんですよね。
最近でも、配達員さんからの不満を風の噂で聞くことがありましたが、それも仕方がないことなのです。
だって、ぼくにも落ち度があったんですからね。
もう、次に同じことが無いように反省するしかないのです。
ふかい
もし、直接言われない限りは知らないことにしてみてはどうでしょうか。その方がきっとうまくいくぜ!
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ふかいあつし
1986年、長野県生まれ。田舎ののんびりした空気でスクスク育つ。大学時代は憧れで都会の愛知県に行って一人暮らしをするもコミュニケーションが出来ずに孤立を味わうことになる。卒業後は、家業の新聞屋にて就職。2年後に会社の過去の清算をすることを機に、幸せとは何かを考え始める。目指すは自分の真理を多くの人に伝えられるようになること。

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